1月25日(月)地方創生SDGsセミナーをオンライン開催
当日の概要
一般社団法人 日本パブリックアフェアーズ協会は、2021年1月27日(月)に地方創生SDGsセミナー「令和時代の地方創生~
冒頭では、当協会理事の酒井光郎より協会概要及びパブリックアフェアーズ活動の最新の活動実績を紹介。当協会代表理事・増田寛也が第2期「まち・ひと・しごと創生総合戦略」及び「地方創生SDGs官民連携プラットフォーム」の要点を中心とした基調講演を行いました。続いて地方創生の重点施策について、内閣官房まち・ひと・しごと創生本部事務局次長である菅家秀人氏が講演しました。
パネル討議では、地方創生に積極的に取り組む企業から事例を紹介いただくとともに、新たな展開である「地方創生SDGs」を企業はどのように活用し、持続性のある成長機会にしていくべきか等、登壇者全員で議論しました。
弊協会では、今後も、市民、政治家、行政が参加するオープンな議論と政策検討の場を用意する「パブリックアフェアーズ活動」の概念普及を推進し、政府機関だけでは解決策を考察・実行することが困難な社会課題に対し、民間の活力と叡智を取り入れた解決策を提供していくための議論や研究を行っていきます。
日本パブリックアフェアーズ協会 代表理事 増田寛也
内閣官房まち・ひと・しごと創生本部事務局次長 菅家秀人氏
株式会社LIFULL 地方創生推進部 部長 渡辺昌宏氏
株式会社grooves CEO 池見 幸浩氏
モデレーター 日本パブリックアフェアーズ協会 理事 岩本隆
登壇者紹介
■増田 寛也(日本パブリックアフェアーズ協会代表理事、元総務大臣、東京大学公共政策大学院客員教授、日本郵政取締役代表執行役社長)
東京大学法学部卒業後、建設省(現 国土交通省)入省。その後、千葉県警察本部交通部交通指導課長、茨城県企画部鉄道交通課長等を経て、1994年建設省建設経済局建設業課紛争調整官にて退官。1995年岩手県知事(~2007年、3期)。2007年総務大臣(~2008年)。現在、東京大学公共政策大学院客員教授。「全世代型社会保障検討会議」をはじめ、各種政策会議の委員を務める。2020年1月に日本郵政取締役代表執行役社長に就任。
■菅家 秀人氏(内閣官房まち・ひと・しごと創生本部事務局次長)
平成2年農林水産省入省、財務省出向、大臣官房食料安全保障課食料自給率室長、生産局牛乳乳製品課長、水産庁企画課長、生産局総務課長等を経て、令和元年7月より現職。
■渡辺 昌宏氏(株式会社LIFULL地方創生推進部 部長)
⁃地方創生の取り組み
「LIFULL 地方創生」は、空き家の再生を軸に、日本に新しいライフスタイルを提案します。
空き家情報のプラットフォーム化。空き家活用の資金調達支援。
空き家活用のプロデュース。
空き家活用の人材育成とマッチング。
地方創生へ、重要な動力となる4つの点を線でつなぎ、力強く循環させます。
■池見 幸浩氏(株式会社grooves CEO)
関西外国語大学卒業後、大手通信会社の社長室、会長室、内部監査室長を務める。その後、資産管理会社勤務を経て2004年株式会社groovesを設立。2017年3月より、日本の人口減少・人口の東京一極集中という社会課題解決に向け、地域金融機関との提携を推進。2018年3月にはマレーシア・クアラルンプールにGrooves Sdn.Bhd.を設立、外国人材の活躍促進に向けた新規事業を推進中。
⁃地方創生の取り組み
求人企業6,000社・人材紹介会社1,600社の累計導入実績を誇る求人データベース「クラウドエージェント」において地域金融機関ネットワークによる独自求人を流通、中核人材の雇用促進や地域への人材還流を図る。
■岩本 隆(日本パブリックアフェアーズ協会理事、慶應義塾大学大学院経営管理研究科 特任教授)
東京大学工学部金属工学科卒業。カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)工学・応用科学研究科材料学・材料工学専攻Ph.D.。日本モトローラ株式会社、日本ルーセント・テクノロジー株式会社、ノキア・ジャパン株式会社、株式会社ドリームインキュベータ(DI)を経て、2012年より慶應義塾大学大学院経営管理研究科(KBS)特任教授。外資系グローバル企業での最先端技術の研究開発や研究開発組織のマネジメントの経験を活かし、DIでは、技術系企業に対する「技術」と「戦略」とを融合させた経営コンサルティングや、「技術」・「戦略」・「政策」の融合による産業プロデュースなど、戦略コンサルティング業界における新領域を開拓。KBSでは、「産業プロデュース論」を専門領域として、新産業創出に関わる研究を実施。
その他、プログラム詳細はこちらをご覧ください。
PDFファイル ダウンロード